爬虫類飼育で梅雨~夏の時期に糞尿の匂いに悩んでいる人も多いと思います。
本ブログでは、気温が高い時期に悩みの種となる爬虫類の糞尿の匂いを抑える方法について、解説していきます。

この記事は以下のような人におすすめ
・「梅雨~夏時期の爬虫類の糞尿の匂いに困っている人」
・「爬虫類の糞尿の匂いを抑えたい人」
爬虫類の糞尿を抑える方法 おすすめ3選!
私も爬虫類を飼い始めた直後は、爬虫類の糞尿の臭いで困っていました。日本の冬は気温や湿度が低いため、それほど臭いがしませんでした。
しかし梅雨の湿度が高い日や、夏など暑い日には、臭いが上がってきついと感じてしまいました。
きっとケージの中にいる生態はもっときついと思います。そのため、対策してあげることが人にも生態のためにもなると思います!
爬虫類の糞尿を抑える方法について、私の数年の爬虫類経験からおすすめしたい3選を選びました。
- 床材で匂いを抑える:消臭効果のある床材を使用し、糞尿の匂いを抑えることができます。
- 頻繁に掃除する:基本中の基本ですが、一人でお世話をしていると頻繁な掃除ができず糞尿の掃除ができないことがありますが、生態のためにも頻繁に掃除をしましょう。
- 消臭剤で悪臭対策: 爬虫類の専門アイテムを販売しているメーカーの消臭剤を使用しましょう。この方法が一番効果があると思っています。
床材で匂いを抑える
長期的な対策として有効なのは、使用する床材を消臭効果のある床材に変更することです。
爬虫類の飼育ケージの床材は、糞尿の吸収性や臭いの抑制能力が重要です。爬虫類の種類ごとに使用する床材は違いますが、代表例を挙げてみます。
床材は、爬虫類ごとに『乾燥系』『砂漠系』『多湿系』に分けられます。

消臭効果のある床材のおすすめは以下の通りです。
種類 | 爬虫類(代表例) | お勧めの床材 |
---|---|---|
乾燥系 | ヒョウモントカゲモドキ ニシアフリカトカゲモドキ | デザートソイル |
砂漠系 | フトアゴヒゲトカゲ アオジタトカゲ | カルシウムサンド デザートサンド |
多湿系 | クレステッドゲッコー ガーゴイルゲッコー | ヤシガラ ハスクチップ |
バークチップや新聞紙、ペットシーツなども私は使用することもありますが、残念ながら消臭効果は期待できません。
以下は私の使っているおすすめの商品です。
乾燥系:デザートソイル
私は常にストックしています。1年を通して使いやすく耐久力や消臭能力もあり使い勝手が良いため、大変おすすめです。
ヒョウモントカゲモドキやニシアフリカトカゲモドキなど、乾燥系の爬虫類に適しています。
砂漠系:カルシウムサンド/デザートサンド
こちらは砂漠系のが爬虫類に使用することができ、消臭効果もあります。
フトアゴヒゲトカゲやアオジタトカゲなど、砂漠系の爬虫類に適しています。
床材が糞を纏めてくれるため、砂漠系でレイアウトをこだわっており床材を使用したい人におすすめです。
多湿系:ヤシガラ/ハスクチップ
リクガメなどにも使用できるヤシガラやハスクチップですが、高い保湿能力と消臭能力があり汎用性が高いです。多湿系の爬虫類に特におすすめです。
土系の床材と違って、10ℓでも思ったより少量ですので、多めに購入しましょう。
頻繁に掃除を行う
基本中の基本です。生態が糞尿をしたらなるべく早く取り除きましょう。
自身の糞尿には絶対に近づかない生態もいますが、自身の糞尿を気にしない生態もいます。性格次第ですが、そのような生体の場合、自身の体で糞尿を広げてしまい、ケージや床材を汚してしまう可能性があります。

消臭剤で悪臭対策
一番私が効果を感じられたのは消臭剤です。
もちろん床材での対策もした上ですが、『モワッ』とした悪臭を抑えることができました。
置き型 消臭剤
これをケージの横に置いています。無香料なので、爬虫類にも影響はありません。
置くだけで効果がある点も◎です。
噴射型 消臭剤
我が家の救世主です。クレステッドゲッコーなど「壁チョロ系」は、壁にも糞をするため、ケージの中すべてに匂いが染みついてしまいます。
またレオパやフトアゴも時期によっては匂いが厳しく、糞をすぐにとってもしばらく匂いが漂っています。しかしこのGEXさんが出している「テラリウムデオ」を使えば、臭いを消すことができます。
通常の消臭剤だと、爬虫類がなめてしまうと工業用アルコールなどが含まれていることもあり、悪影響があります。しかし、この爬虫類用の消臭剤は天然由来成分となっており、生体にかかってしまっても問題がありません。
そのため、臭いが気になる方にはぜひおすすめです。
まとめ
爬虫類の糞尿の臭いを管理するためには、適切な床材の選定、消臭剤の利用、そして糞尿の迅速な取り除きが重要です。
これらの方法を組み合わせることで、より快適な飼育環境を維持することができます。定期的なケージの清掃と注意深い観察が、爬虫類の健康と快適さにとって不可欠です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。